霊夢
「こんにちは、霊夢よ✨
今日は“時間が止まった瞬間”から始まる、不思議な保護猫の物語を紹介するわ。」
魔理沙
「タイトルからして怪談っぽいのに、
実際は心がじんわり温かくなる話なんだぜ😺
ぜひ最後まで聞いていってくれよ!」
霊夢
「主人公は、美術館で働く男性・航平《こうへい》さん。
祖父から受け継いだ大切な懐中時計を、
毎日肌身離さず持っていたの。」
魔理沙
「その懐中時計は、祖父が戦時中もずっと持っていたもので
“命の時計”って呼ばれてたらしいな。
ぜんまい式で古いけど、ずっと止まったことがなかったんだ。」
霊夢
「だけどある日の帰り道――
駅を出た瞬間、懐中時計が“チチッ…”って音を立てて止まった。」
魔理沙
「時間は“23時11分”
航平さんは、あまりにも突然でちょっと不気味に感じたんだとさ😨」
霊夢
「帰宅途中、駅前の明るさが遠ざかると
空気がひんやりして、妙な静けさに包まれた。」
魔理沙
「すると、
カサ…カサ…って不自然な音が近くの茂みから聞こえたんだよな。」
霊夢
「普通なら避けるところだけど、
懐中時計が止まった瞬間と同じ空気を感じて、
航平さんはつい足を止めてしまったの。」
魔理沙
「茂みをそっと覗くと…
小さな黒猫がこっちを見上げてたんだ🐱✨」
霊夢
「ただの野良猫じゃなかった。
首に小さな赤い首輪、
でも汚れてて、どこかで迷ったような雰囲気があったの。」
魔理沙
「猫は弱ってるみたいで“ミャ…”って掠れた声を出したらしい😿」
霊夢
「航平さんは迷わず抱き上げた。
“この子を放っておけない”
そう思った瞬間だった。」
魔理沙
「猫を抱いたまま動こうとした時、
ポケットの中で“チ…チ…”って音がしたんだよな。」
霊夢
「止まっていた懐中時計が、
まるで息を吹き返すように動き出したの。」
魔理沙
「しかも針は――
“23時11分”から動き始めた。」
霊夢
「その瞬間、航平さんは鳥肌が立ったって言ってたわ。」
霊夢
「航平さんは猫を連れて帰り、
その夜のうちに動物病院へ連絡。」
魔理沙
「診断は“栄養不足と軽い脱水”
でも回復は十分可能だったんだ。」
霊夢
「航平さんはその黒猫を“クロ”と名付けて
保護することにしたの。」
魔理沙
「クロを迎えてから数日後、
奇妙なことが起こり始めるんだ。」
霊夢
「クロが毎晩決まって見つめる場所があった。
それは祖父の遺品が入った古い木箱。」
魔理沙
「懐中時計と一緒に大切にしまってあったんだよな。」
霊夢
「ある夜、クロが箱の前で“ニャァ…”と切なく鳴くから、
航平さんはふと中を確認することにした。」
霊夢
「木箱を開けると、
底の板が少し浮いているのに気づいた。」
魔理沙
「外してみると…
なんと、もう一つ小さな懐中時計が入っていたんだ🕰」
霊夢
「古くて錆びているけれど、
裏蓋には小さくこんな刻印があった。」
魔理沙
「“クロ 1947”」
霊夢
「クロ…
偶然にしては出来すぎている名前だった。」
魔理沙
「さらに箱には、祖父の古い日記帳が入ってたんだよな。」
霊夢
「航平さんはそこに書かれていた内容に、息を飲んだ。」
魔理沙
「“1947年、迷子の黒猫を救った。
名前をクロとした。
この猫がいなければ私は戦後を生き抜けなかった。”」
霊夢
「祖父はクロという猫に命を救われ、
その感謝の証として時計に刻印したらしい。」
魔理沙
「今の黒猫“クロ”が、
祖父のクロと同じ猫だとは言えない。」
霊夢
「でも航平さんは思ったの。
“導かれた”って。」
魔理沙
「懐中時計が止まった時間に出会い、
抱き上げた瞬間に動き出す。」
霊夢
「祖父が遺した箱、
そこに興味を示す保護猫。」
魔理沙
「偶然だとしても、
“繋がり”を感じずにはいられないよな😌」
霊夢
「航平さんは今も祖父の懐中時計を持ち、
隣にはクロが寄り添っている。」
魔理沙
「そして懐中時計は一度も止まっていない。
まるで“命のバトン”を確かめるように、
毎日静かに時を刻んでいるんだ。」
霊夢
「奇妙で、だけど温かい。
そんな不思議な『保護猫の奇跡』の物語だったわ🐾✨」
魔理沙
「じゃあ、今日はこのへんで!
ゆっくりしていってね〜🕰🐱」

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